乗馬クラブの仕事目録

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乗馬クラブクレインにはこんな仕事があります

乗馬クラブクレインには、お客さんのレッスンを担当する仕事の他に、経理・人事・システム・営業・馬事・開発・建築など、さまざまな部署と仕事があります。
そんな乗馬クラブクレインの仕事の一部をご紹介しましょう。

~目次~

  1. お客さんを集める企画を立てる仕事。
  2. ポスターやDMをつくる仕事。
  3. 乗馬初心者のレッスンをする仕事。
  4. 個々の要望に沿ったレッスンをする仕事。
  5. 会員イベントの企画を立てる仕事。
  6. 会員親睦会などの企画を考える仕事。
  7. 会員が安心できるクラブを作る仕事。
  8. 馬の世話や健康管理をする仕事。
  9. クラブの運営管理をする仕事。
  10. 財務や人事など本社の仕事。
  11. 企業に「乗馬」を提案する仕事。
  12. 海外で馬を買い付ける仕事。
  13. 乗馬クラブの経営を提案する仕事。
  14. 企業に業務提携を持ちかける仕事。
1番

ニンジンを買った人に「乗馬体験ご招待」といった企画を全国の八百屋さんに提案するなど、お客さんを集める仕事。

仕事目録1

集客を増やすためにチラシやDMを各家庭のポストに入れる。あるいは街頭でポニーを連れてイベントを実施し、来たお客さんに「乗馬体験スクール」を案内するという仕事があります。でもみんないろいろとやりたがるんですね。ピザの宅配会社と商談してタイアップ企画を考えたり、コンビニでカタログを配布するように大手流通会社の本部に掛け合ったり、レンタルビデオ店とタイアップしたり。ニンジンと馬の関係から、ニンジンを買っていただいたお客様には乗馬体験に無料でご招待する企画を立て、全国の八百屋さんに話を持ちかけた社員もいます。有名な競馬のジョッキーとの対談企画、さらには、乗馬シーンをメディアで伝えてもらおうという企画をテレビ局に提案する社員もいます。KDDIのCMに乗馬シーンを使ってくれという商談をしたこともあります。社員たちが自分で考えて、さっさと実行に移すのを上司もまたOKしているというのがクレイン流なのです。

2番

ポスターやDMなどの案内物や、集客のためのツールをつくる仕事。

仕事目録2

専門にクリエイターが揃っている部署があるわけではありません。にもかかわらず、ポスターや広告は自分たちで作りたがります。例えば、ポスターのキャッチフレーズ。以前は賞金をかけて社内公募しました。すると、200以上の案が集まります。一人で10案以上考える人もいるくらいです。DMやチラシも事業所単位で考えるのですが、どこにでも好きな社員がいるようで、広告代理店に任せっきりにするのではなく、原案は自分たちで作ってしまう。ちょっとしたポスターなどは、絵の上手な社員が自分で作ったりしています。本当なら、広報企画部とかいうのがあって、専門的にやっているのでしょうが、クレインでは社員が忙しい合間を縫ってそんな仕事を兼務。というよりやりたがりが多いのです。

3番

初めての人に乗馬の楽しみを伝えるインストラクターの仕事。

仕事目録3

まず、レンタルのブーツとヘルメット、ボディープロテクターを合わせて、馬場へ行って馬具の説明をする。実際に乗っていただく前にインストラクターが乗って見せて、乗馬ってあまり難しくないんですよというイメージを持ってもらう。その後、ていねいに一つずつレッスンしていって、軽く走るところまで体験してもらう。これが基本の流れですが、会話の中でその人がどんな目的で乗馬に興味を持たれたのかさりげなく聞きます。例えば、じっくりと上級者レベルまで習いたいと考えている人と、年配の方で体力に自信がないからマイペースで習いたい人ではレッスン内容が異なってくるからです。また、事前に馬をきれいに洗っておき、馬のコンディションを整えてすぐにでも乗っていただける状態にしておくことも重要。なにしろ、お客様は初めて馬と接するのです。そこで怖がったり、嫌悪感を持たれたりしないようにしなければなりません。この辺はインストラクターといえどもサービス精神が要求されるところなのです。

4番

個々の要望に合わせて、その人にとってベストなレッスンをする仕事。

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①会員さんがどんな方法でどんな技術を希望しているのか? その理由は何なのか? 将来的には何がしたいのか? をまず確認する。
②どの程度の知識と経験、技術を持っているのかをしっかりと把握する。
③希望する乗馬技術に到達するには何が不足しているのかを見極めてレッスンする。
④会員さんが思ったように上達しないときはその原因を追究して話し合う。
⑤そしてどこをどうやって、どんな点に注意して、どういう練習をしたらいいのかを具体的に客観的に説明する。

以上がクレインの指導5原則です。例えば、競技会に出るくらいのレベルを要求しているのなら、それなりの専門的なレッスンをします。一生の趣味にしたいという人には継続できる乗馬をレッスンします。また、時々スランプに陥って顔を出さなくなってしまう会員もいます。そんなときは時期を見てさりげなく連絡を取ったり、ちょっとしたアドバイスをしたり。プロの教師と同等かそれ以上の力量が求められる。称して3C=Coach(コーチ/人を教えること)、Companion(コンパニオン/案内すること)、Consultant(コンサルタント/相談を受ける)。この3Cがインストラクターの仕事なのです。

5番

馬に乗って「暴れん坊将軍」の気分を味わってもらうなど、イベント企画を立てる仕事。

仕事目録5

年に数回は湯布院、金沢、恵那などで海岸や草原を馬で走る外乗イベントを実施。イベントの最中は会員さんを退屈させないように常に気を配ります。もちろん、会員さんの乗馬歴に合わせてコース内容を考えなければなりません。これは本業ですからね。さらに、スケジュールを作ったり、昼食メニューの考案、予算組みにいたるまでやってのけるのです。乗馬のレッスンだけが仕事ではないのです。これ以外にも例えば、JTBと企画してモンゴルや北海道、ハワイ、オーストラリアで乗馬するツアー、みんなで競馬を見に行くイベント。この仕事、会員サービス一環ですが、実はこういうことが好きな社員も結構多いものですから、近頃はこの手の企画が増えてきた、というのが実態なのです。

6番

会員同士のコミュニケーションを図るためのイベントを考える仕事。

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駐車場にトラックで砂を運んで、そこでビーチイベントをする(後始末のことを考えていなかったのでそれはそれは大変でした)。真冬にクラブハウスの中を暖房で暖かくして水着イベントをする。畳とちゃぶ台をクラブハウスに運び込み入口には暖簾を掛けて和風親睦会をする。意図は不明なのですが全員がパジャマになるというイベントを企画した社員もいます。クラブハウスにスモークマシーンやミラーボールを設置して、朝まで踊ろう!大ディスコパーティーなるものを企画。けっきょく朝まではしゃいでいたのは社員だけ。なんてこともありました。これはすべて会員同士のコミュニケーションを図るという目的のイベントです。たしかに、はしゃぎたがりの社員が多いのも事実です。でも、あくまでも、すべて会員同士のコミュニケーションを図る目的でいろいろなイベントを企画しているのです。

7番

会員さんが安心できるクラブを作る仕事。

仕事目録7

初めて乗馬クラブに来る人はやっぱり不安です。その気持ちを少しでも和らげるのがフロントの仕事。単に受付の経理処理をするだけではないのです。いつも通ってくる会員さんには世間話をしたり、久しぶりに来られた会員さんには「お久しぶりです」と声をかけたり。名前と顔をきちんと覚えていれば、会員さんはとてもうれしく思ってくれます。親しい人がいる場所に来たように、とても和んだ気持にもなれます。フロントの役割はそこにあるのです。時には、ちょっと伸び悩んでいる会員さんにアドバイスをしたり、スランプ脱出のコツを教えてあげたり。例えば、どこかのスポーツクラブに行こうとしてフロントの人がブスッとしていたら、次からは行く気が起らなくなってしまいますよね。フロントは会社の看板であり、顔でもあります。会員さんとクレインのコミュニケーションの原点ともいえる仕事なのです。

8番

馬の世話や健康管理をする仕事。

仕事目録8

乗馬クラブの仕事としては基本中の基本。

  • いつもと同じように声をかけながら近づいていく(いきなり行ったり、いつもと違う声をかけると馬が驚いてしまうからです)。
  • 出勤、退社時の見回り。
  • 馬が前肢で床を叩くのを「前がき」といい、何かを要求している時です。状態に合わせて運動をさせる。日光浴をさせる。
  • 厩舎の掃除をする。
  • その時に馬のウンコ(乗馬業界用語でボロといいます)の状態をチェック。
  • いつもより固い、あるいは柔らかい時は要注意です。
  • エサの食べ残しがある時も要チェックです。
  • ちょっとしたコンディションチェックの方法は次の通り。馬の外観を見て、色つやが悪ければまず耳の後ろを触って体温を測る。人間と同じで異常がある時は目がどろんとしています。そんなときは獣医に連絡して診察してもらいます。
  • 30日に1度の割合で蹄(ひづめ)のチェックもします。蹄の具合が悪いと足が痛くなって、その足をかばおうとするために全身のバランスが悪くなって、炎症が思わぬところに広がる可能性があるからです。なにしろ、馬は生き物。それなりに気を使ってやって世話をして健康管理をしてやらなければならないのです。
9番

クラブの運営管理をする仕事。

仕事目録9

各事業所の所長の仕事というのは、ちょっとした会社の経営者と全く同じ。施設運営、会員活性の戦略立案、運営全般、社員教育、新しいサービスの開発など全権限が与えられています。ただ、資金の心配はするなというのが全社的な経営方針。その一点だけが通常の経営者と違うところ。その分もっと自由と言えます。多くは入社10年前後で所長になっています。ここでも一つの課題が浮上しています。今までは乗馬技術の高い者が所長になっていました。高水準の技術を持っていればそれだけ会員の信頼や社員たちからの尊敬の念を集めることができたからです。それは理論的なマネジメントよりもはるかに強い力がありました。今ではそれだけでは通用しなくなっています。現実に、乗馬技術だけでなく、優れたマネジメント力が評価されて所長になる人がどんどん生まれています。今後はそういったビジネス的な要素ももっと要求されることになるでしょう。

10番

財務や人事など本社の仕事。

仕事目録10

経理、人事、開発、建築、事業所統括などが本社の仕事。いずれも一応はセクションが設置されているのですが、境界線はあまりはっきりしません(これは何も本社に限ったことではありませんが・・・)。案件が発生したらみんなでやってのける。あるいは手の空いている者がその業務を担当するというスタイルです。だから結構大変です。社員教育を手掛けたり、販売促進の企画を立てたり、あるいは決算や給与計算までやってのけます。中には雑用に近い業務もあります。偉大なる縁の下の力持ちというところでしょうか。最近、組織が大きくなってきて、会員数も3万人以上に達し、コンピューターによる顧客管理、オペレーションが必要になってきたためほとんどシステム化されています。一方で、これまでのように一人一人の会員の顔を見て接していくという姿勢も乗馬クラブには大切にしています。

11番

企業に福利厚生の一つとして「乗馬」を提案する仕事。

仕事目録11

これは純然たる営業の仕事。各企業に赴いて福利厚生としての乗馬クラブの活用を提案。クレインとしては継続的に集客が期待できるという営業的なメリットがあります。営業部員たちは他の事業所のデータや過去に送ったDMの反応を手掛かりに企業にアポイントを取り、提案をしていくのです。しかし、ここも知恵と工夫で勝負したがる営業部員たち。手を変え品を変え、いろいろな企画を考えます。例えば、会社の運動会で乗馬をすれば楽しいですよといって、実際に運動会の会場に馬を連れて行ったり、イベント会社と提携してスポーツイベントでアトラクションに乗馬をしたり。カー用品のショップには、店頭にポニーを連れて行けばみんな珍しがって集まってくるので、来客数を増やすことができますよ。と提案した社員もいます。これは大成功しましたが、集客を増やすという本来の目的とは別の仕事を作ってしまったことになります。そんなこんなで、今では1000社以上との取引があるのです。

12番

海外で馬を買い付けたり、現地の乗馬クラブと情報交換する仕事。

仕事目録12

オーストラリアに拠点を設置しています。ここは優秀な馬が多くてその情報を得る基地として機能しています。各種の競技会を視察して、優秀な馬を発掘。年間30頭は買い付けて輸入しています。特に競技会用の馬などはオーストラリアから輸入することが少なくありません。国内の牧場、中央競馬、地方競馬からも馬を買い付けます。その数は年間200頭以上に及びます。いずれにしても、相馬(目利き)が必要。いいと思っても相手は生き物。予想以上の活躍をしてくれたり、あるいは、その時だけコンディションが良くても、実際には使い物にならなかったりというケースもあるのです。とにかく、セリ市や競技会にひんぱんに顔を出し、見る目を養っておくことが大切。この仕事ができるのは各事業所に数人しかいません。

13番

農家の人や地主、企業の担当者に乗馬クラブの経営を提案する仕事。

仕事目録13

農家、地主、あるいは企業で遊休地の活用を模索している。そんなケースがあれば乗馬クラブの経営を提案しています。まず、金融機関や不動産会社を通して情報を集めます。乗馬クラブをするとなると最低でも3000坪以上の土地と2~3億の投資が必要。これらの条件を満たすところがあれば商談開始。周辺をマーケティング。交通のアクセス、道路状況、人口、年齢層、商圏などを調査。乗馬クラブの経営が成立するかどうかを判断します。合意が得られれば、乗馬クラブの建設を実施するのです。水はけや傾斜など馬場特有の造成を実施、さらに専門の設計事務所に依頼してクラブハウス、厩舎、設備面を作り上げていきます。さらに、乗馬クラブをスタートしてからも運営指導など経営的なコンサルティングを展開していきます。これはまるでディベロッパーやゼネコンの仕事に近いかもしれません。でも、乗馬クラブを長年やってきた私たちにしかできない、専門的な事業であることも事実です。

14番

リゾート会社や企業に対して業務提携を持ちかけ乗馬クラブの経営ノウハウを提供する仕事。

仕事目録14

新規事業を模索している企業も少なくありません。日頃から情報収集をしておいて、そういった話があればすぐにキャッチして、乗馬クラブという事業を提案する仕事です。この場合もマーケティングから建設までをクレインがコーディネイト。施設が完成後は、運営・人材・馬などすべての面でクレインが代行します。あるいは、人材は企業が用意する場合、徹底的に研修します。現在、東武鉄道、名古屋鉄道、両備バス、日本毛織、オリックスなどの企業と提携して乗馬クラブの運営を担っています。また、同業者である乗馬クラブの経営コンサルティングを展開することもあります。これはクレインが全国に事業所を展開し、乗馬の普及においても、実績が高く評価されているという証でもあります。また、クレインにとっても乗馬人口の裾野をそれだけ広げることができます。乗馬の楽しさを一人でも多くの人に知ってもらいたい。という経営理念の上でも重要な事業なのです。